こんにちは🌞
くんちが終わって、まだ心がお諏訪さんに置きっぱなしのマサキです。
今年も、くんちが終わった
10月7日から9日までの3日間、今年も長崎くんちが終わりました。
毎年のことなのに、終わった翌日のこの感じには、いつまで経っても慣れません。
あれだけ街中に響いていたシャギリの音が消えて、いつもの長崎に戻っていく。
寂しさと、やりきった清々しさと、また来年への想いが全部混ざったような、不思議な一日です。
そして、毎年この時期になると改めて思います。
長崎くんちは、日本一のまつりだと。
本当に多くの人が関わっている
年番町、神輿守町、踊町。
傘鉾持ちの皆さん、しゃぎりの皆さん。
お諏訪さんの長坂を守る白トッポ組や八坂連の皆さん。
そして、自分たちの町が踊町じゃない年でも、他の踊町をサポートしてくださる踊町の皆さん。
踊町は7年に一度しか回ってきません。
その一度の奉納のために、何ヶ月も前から稽古を重ね、準備をして、本番を迎える。
表に出る人だけでなく、裏で支える人、見えないところで動いている人。
その一人ひとりの想いが重なって、あの3日間が生まれています。
地域のコミュニティは、消えていない
よく「地域のコミュニティが消滅している」という話を耳にします。
でも、くんちは違う。
もちろん、地域に住む人や、地域で商売をしている人は少なくなっています。
でも、だからこそ、その分みんなで支え合っている。
足りないところは町を越えて助け合う。
経験のある人が、若い人を支える。
自分の町じゃなくても、他の町のために力を貸す。
限られた人数の中で、一人ひとりが何役もこなしながら、町全体で一つの奉納をつくり上げていく。
特に本踊りの町を見ていると、それが顕著に分かります。
人が減っても、つながりは消えていない。
むしろ、くんちがあるからこそ、地域のつながりが今も生き続けているんだと思います。
子どもたちが、大きく成長する
暑い夏の間も、何ヶ月も稽古を重ねていく。
大人たちの本気に触れながら、子どもたちは礼儀を学び、仲間と力を合わせ、最後までやり切ることを学んでいきます。
本番で踊りきった後、中には涙を流す子どもたちもたくさんいます。
それは、本気でやった証です。
ここで得た経験は、きっと一生の財産になる。
そして、その子どもたちが大人になった時、今度は次の世代に伝えていく側になっていくんだと思います。
経済にとっても、絶対に大切なもの
県外からも多くの人が訪れ、飲食店、宿泊、交通、職人さんまで、街の中でお金と人が大きく動く。
くんちは、長崎の経済を支える大きな力でもあります。
ゼロからは、絶対につくれない
こんな祭りをゼロからつくることは、これから先、確実に不可能です。
どれだけお金をかけても、くんちのようなものは一から生み出せない。
だからこそ、今を生きる僕たちには、次の世代につないでいく責任があると思っています。
3日間、パソコンにもAIにも触れなかった
最近はAIの話ばかり書いてきましたが、この3日間はパソコンにもAIにも一切触れませんでした。
目の前の人と、目の前の祭りだけに向き合った3日間。
これこそが、人間の豊かさの象徴なんじゃないかと感じました。
多分、人間にしかできないことって、こういうことなんだと思います。
そして、これから価値が出てくるのも、きっとこういうこと。
だからといって、AIを触らなくていいわけではありません。
AIに任せられることは任せて、空いた時間と心の余白を、こういう人間にしかできないことに使う。
その両方があってこそ、これからの時代の豊かさなんだと思います。
まとめ
長崎くんちは、日本一のまつりです。
たくさんの人の手でつくられ、地域のつながりを守り、子どもたちを育て、長崎の経済を支え、そして二度とゼロからはつくれない。
僕のまちづくりも、商売も、全部の根っこにはくんちへの偏愛があります。
今年のくんちに関わったすべての皆さん、本当にお疲れ様でした。
ありがとうございました。
また来年の10月を楽しみに、今日からまた長崎のために頑張っていきます。
現場からは以上です。