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ながさき大くんち展で展示された江戸町のオランダ船(写真:運営者)

八尋会

江戸町 傘鉾・オランダ船(おらんだせん)

奉納
2019年
奉納予定
2029年
@jedomati_2019(江戸町 オランダ船(2019年の公式)の Instagram・別ウィンドウで開く)

オランダ船の紹介

ながさき大くんち展で展示された江戸町のオランダ船(写真:運営者)

長崎奉行所西役所の下に開かれた、出島の門前町です。
江戸から来た役人が多く住み、オランダ船の荷が下ろされる場所でもありました。
演し物のオランダ船は、全長6メートル・重さ約3トンの鮮やかなマリンブルーの船。
オランダ国旗と日の丸をなびかせ、子どもの囃子方がベルリラやドラムなどの洋楽器を鳴らします。
ゆったり回る「凪」から、正転・逆転を繰り返す大技「大嵐」へ移る緩急が見どころです。
町の紋章は、オランダ商館長から贈られたと伝わる「タコノマクラ」です。

演し物
オランダ船
船の大きさ
全長6メートル
船の重さ
約3トン
囃子
ベルリラ・ドラム・ベルなどの洋楽器
「江戸町の兵隊さん」の初登場
弘化3年(1846年)
次の奉納
2029年

ここに注目

  • 全長6メートル・約3トンのマリンブルーの船
  • ベルリラやドラムを鳴らす子どもの囃子
  • 穏やかな「凪」から大技「大嵐」への切り替え
  • VOCの染付皿を飾った傘鉾

町の歴史

江戸町は、長崎奉行所西役所が置かれた高台の下に開かれた町です。
江戸から派遣された役人が多く住み、オランダ船の荷が下ろされる場所でもありました。
町建ての頃に築かれた石垣が今も残っています。

1641年にオランダ商館が平戸から出島へ移ると、出島と橋一本でつながる江戸町は門前町として栄えました。
オランダの品々は江戸町を通って日本中へ広がり、町の人は「長崎のはじめの一歩」と誇ります。
町の紋章は、オランダ語表記「JEDOMATI」の文字を図案にしたもので、寛政年間にオランダ商館長から贈られたと伝わります。
形から「タコノマクラ」の愛称で親しまれています。

演し物のあらすじ・構成

演し物は、オランダ船の入港をかたどったオランダ船です。
船体は全長6メートル、重さ約3トン。
目の覚めるようなマリンブルーに塗られ、オランダ国旗と日の丸の旗をなびかせます。

船上の囃子方は子どもたちで、和太鼓ではなくベルリラやドラム、ベルといった洋楽器を使います。
太鼓でメロディーを奏でるのは江戸町ならではの特色です。
2019年は子どもの囃子を前面に出す演出でした。

見どころ・大技

はじめは穏やかな海を表す「凪」で、船をゆっくりと回します。
そこから一転、大技「大嵐」に入ると、船は力強く正転と逆転を繰り返し、嵐にもまれる船の姿を見せます。
静から動への切り替えが最大の見せ場です。

根曳の約8割は町の外から集まった人たちで、ふだんも江戸町の青年部の仕事を担っています。

傘鉾

傘鉾の飾りは、昭和51年(1976年)までは松と紅葉でした。
平成3年(1991年)からは、朱塗りの杯とVOC(オランダ東インド会社)の印が入った染付の皿を猫足の台に載せ、その下に洋酒の器を置いています。
出島の門前町らしい飾りです。
輪はビロード、垂れは塩瀬羽二重に三社紋を金糸で刺繍しています。

これまでの奉納(年ごとの話題)

江戸町とオランダの縁は、くんちの演し物にも表れてきました。
弘化3年(1846年)には、オランダ軍楽隊を模した「江戸町の兵隊さん」が初めて登場し、衣装はオランダから取り寄せたと伝わります。
明治以降も陸軍操練や兵式訓練を出して子どもたちの人気を集めましたが、兵式訓練は昭和9年(1934年)が最後になりました。

その後、昭和51年の「オランダ万歳」を経て、今のオランダ船に至ります。
2019年は令和最初のくんちで、子どもたちの洋楽器の囃子が光りました。
次の奉納は2029年の予定です。

江戸町の写真

江戸町の奉納の様子

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  • 【長崎くんち2019踊町紹介】江戸町 オランダ船【NCCスーパーJチャンネル長崎】

    NCC長崎文化放送(YouTube)

  • 平成24年長崎くんち踊町紹介④ 江戸町 オランダ船 (平成17年の映像)

    NBC長崎放送(YouTube)

江戸町の Instagram

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