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ながさき大くんち展で展示された魚の町の川船(写真:運営者)

八尋会

魚の町 傘鉾・川船(かわふね)

奉納
2019年
奉納予定
2029年
@uonomachikawafune(魚の町 川船(公式)の Instagram・別ウィンドウで開く)

川船の紹介

眼鏡橋がかかる中島川沿いの町で、昔は「今魚町」と呼ばれました。
川沿いに魚市があったことにちなみ、古くから川船を奉納しています。
子ども船頭が網で獲った魚を、中島川をさかのぼって上流の諏訪神社へ届ける、という筋立てです。
派手な仕掛けはなく、伝統の「右回り二回転半」だけで勝負する正統派。
逆回しもしません。
船は昭和30年に造ったもので、男子だけで組む囃子方などの古いしきたりも守っています。
2026年は年番町の幹事町として、くんち全体の準備を支えています。

演し物
川船
旧町名
今魚町
船の建造
昭和30年(1955年)
根曳
16人(2019年)
船回し
右回り二回転半
傘鉾の垂れ
平成3年(1991年)に復元・新調
次の奉納
2029年

ここに注目

  • 伝統の「右回り二回転半」。逆回しはしない
  • 子ども船頭の投網
  • 男子だけで組む囃子方
  • 打瀬網や鯛を飾った水辺の傘鉾
  • 2026年は年番町の幹事町

町の歴史と町名の由来

魚の町は、長崎の中心から港へ流れる中島川のほとりにあります。
眼鏡橋のすぐそばで、べっ甲細工やカステラの老舗が並ぶ観光の中心地です。
旧町名は「今魚町」。
この川沿いに魚市があったことが町名の由来で、その縁から川船を出すようになりました。

演し物のあらすじ・構成

川船は、船上の子ども船頭が投網で魚を獲り、その魚を中島川の急流をさかのぼって上流のお諏訪さんへ供える、という物語です。
川船を出す町はいくつもありますが、魚の町の船は飾りを抑えたシンプルで力強い姿が特徴です。

船上では囃子方が太鼓と鐘を打ち鳴らします。
囃子方は男子だけで組む決まりを守っています。
船は昭和30年(1955年)に造ったもので、2019年には64年目を迎えました。

見どころ・大技

船回しは昔からの「右回りの二回転半」だけ。
ほかの町が新しい技に挑むなか、逆回しもせず、伝統の回し方をかたくなに守っています。

回転の軸を作らず、向きの変わらない車輪を根曳が腕力で横へ押し引きして回す力技です。
左右の根曳の力の釣り合いが崩れると船が流れてしまうため、本番の高ぶりをどう抑えるかが勝負どころといいます。
2019年の根曳は16人で、うち10人が初めての根曳でした。
控えの根曳を置かず、選ばれた全員がそろって奉納に臨みます。

傘鉾

傘鉾の飾りは、打瀬網(うたせあみ)や魚籠(びく)、鯛、海老、葦などを配した、魚の町らしい水辺の風景です。
輪は蛇籠(じゃかご)にさざれ石。
垂れは正絹に曙ぼかしを織り出したもので、平成3年(1991年)に復元・新調されました。
ビードロ細工も使った豪華な傘鉾です。

これまでの奉納

昭和9年(1934年)の記録に「今魚町(川船)」の名が見えます。
2012年、2019年と川船を奉納し、2019年は伝統の二回転半を新しい顔ぶれの根曳で披露しました。

2026年、魚の町は演し物を出さない年番町の幹事町として、お旅所の仮宮の地鎮祭への参列や供奉の道具の点検など、くんちを裏から支えています。
次の奉納は2029年の予定です。

魚の町の写真

魚の町の奉納の様子

YouTube の動画を、YouTube の埋め込みの機能で表示しています。

  • 【長崎くんち2019踊町紹介】魚の町 川船【NCCスーパーJチャンネル長崎】

    NCC長崎文化放送(YouTube)

  • 平成24年長崎くんち踊町紹介② 魚の町 川船 (平成17年の映像)

    NBC長崎放送(YouTube)