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ながさき大くんち展で展示された馬町の傘鉾(写真:運営者)

昭平会

馬町 傘鉾・本踊(ほんおどり)

令和9年(2027年)の踊町を見る

奉納
2017年
奉納予定
2027年

本踊の紹介

諏訪神社の参道のふもと、長崎街道の起点近くにある町です。
江戸時代は街道を行き来する公用の馬を用意する役目を負い、町名もそこから来ています。
神社の膝元なので、奉納はいつも一番。
くんち初日の朝7時、3日間の幕開けを本踊で飾ります。
2017年は五穀豊穣を祝う三番叟を題材にした「今日爰祭祝三番叟」を奉納しました。
踊り手は6人の女性で、田植えのしぐさを入れた振付でした。
衣装や化粧は京都からそろえます。
次は2027年、また朝一番の舞台に立ちます。

演し物
傘鉾・本踊
2017年の本踊
今日爰祭祝三番叟
2017年の踊り手
女性6人
諏訪神社での奉納
初日の朝7時(一番)
次の奉納
2027年(令和9年)
年番町
2024年(令和6年)

ここに注目

  • くんち初日の朝7時、3日間の幕開けを飾る一番の奉納
  • 三番叟を題材にした本踊(2017年)
  • 田植えなど農作業のしぐさを入れた振付
  • 衣装・化粧・かつらは京都からそろえる
  • 町名にちなむ流鏑馬の道具を飾った傘鉾

町の歴史と町名の由来

馬町は、諏訪神社へ上る長坂のふもとにある門前町です。
江戸時代、長崎街道を往来する公用の馬をそろえるのが町の仕事でした。
坂の上の段で馬を飼い、下の段に家が並ぶつくりだったと伝わります。

踊町は7年に一度回ってきます。
馬町は昭平会の組に入り、築町・銅座町・東濵町・八坂町と同じ年に奉納します。

演し物のあらすじ・構成

馬町の演し物は傘鉾と本踊です。
本踊は日本舞踊で、師匠の振付のもと、町の女性たちが舞います。

2017年の題は「今日爰祭祝三番叟(きょうここにまつりをいわうさんばそう)」。
三番叟は、能の「翁」から生まれためでたい舞です。
くんちの始まりを祝い、国の安らかさと五穀豊穣を神さまに願う内容でした。
踊り手は6人の女性。
振付には、田植えのしぐさや腰を伸ばすしぐさなど、農作業の動きが入りました。

衣装は師匠が京都で選び、着付け・化粧・かつらも京都から専門の人を呼んで本番に臨みます。
稽古は6月の小屋入りから10月まで、4か月以上続きます。
本踊のあとには子どもたちの踊りも続きます。

見どころ

いちばんの見どころは、くんち初日の朝7時、諏訪神社の踊馬場で始まる一番の奉納です。
まだ朝の空気が残る境内に、三味線と唄が響きます。

本踊には、船回しのような大技はありません。
そのかわり、観客は「ショモーヤレ(所望やれ=もう一度)」と声をかけて、アンコールを求めます。

傘鉾

傘鉾は、町の目印として行列の先頭を歩く飾りです。
2017年の馬町の傘鉾は、町名にちなんで、馬具や弓矢、陣笠、むちなど、流鏑馬の道具をあしらったものでした(個人サイトの記録による)。

これまでの奉納(年ごとの話題)

大正7年(1918年)には「御所桜堀川夜討」という本踊を奉納した記録があり、2017年に長崎歴史文化博物館の企画展で写真が紹介されました。
昭和7年(1932年)にも本踊で出ています。

2010年(平成22年)、2017年(平成29年)と本踊を続けてきました。
2020〜2022年は新型コロナでくんちの奉納が中止になり、順番が後ろへずれています。

次の奉納は2027年(令和9年)です。
踊町は奉納の4年後に年番町を務め、その3年後にまた踊町になります。
2024年(令和6年)は、この組の町が年番町として神社の祭事やくんちの運営を支えました。

馬町の写真

馬町の奉納の様子

YouTube の動画を、YouTube の埋め込みの機能で表示しています。

  • 平成29年長崎くんち踊町① 馬町 本踊 (平成22年の映像)

    NBC長崎放送(YouTube)