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ながさき大くんち展で展示された出島町の阿蘭陀船(写真:運営者)

北斗会

出島町 傘鉾・阿蘭陀船(おらんだぶね)

令和10年(2028年)の踊町を見る

奉納
2018年
奉納予定
2028年
@dejima2018(出島町 阿蘭陀船(2018年の公式)の Instagram・別ウィンドウで開く)

阿蘭陀船の紹介

ながさき大くんち展で展示された出島町の阿蘭陀船(写真:運営者)

鎖国の時代に西洋へ開いた唯一の窓口「出島」を囲む町です。
江戸時代の出島は踊町の順番に入っていませんでした。
戦後の昭和28年に初めて奉納し、そのときの「おらんだ船」が昭和36年から「阿蘭陀船」になりました。
夏の季節風に乗ってオランダ船が入港し、町じゅうが沸いた様子を再現します。
子どもが奏でるベルリラに合わせてゆっくり回す「オルゴール回し」から、一気に早回しへ移る緩急が名物で、キャピタンや奉行に扮した子どもの舞踊隊も華を添えます。

演し物
阿蘭陀船
初奉納
昭和28年(当時の名は「おらんだ船」)
「阿蘭陀船」の名
昭和36年から
オルゴール回し
平成9年から
次の奉納
2028年(令和10年)

ここに注目

  • ベルリラに合わせてゆっくり回す「オルゴール回し」(平成9年から)
  • オルゴール回しから一気に早回しへ移る静と動
  • キャピタンや奉行に扮した子どもの舞踊隊
  • オランダの民族衣装を調べて作った先曳の衣装(2018年)

町の歴史と町名の由来

出島はオランダ商館が置かれた人工の島です。
役目を終えたあと周りが埋め立てられ、今の出島町は復元の進む出島をぐるりと囲む広い町になりました。

江戸時代のくんちでは、出島町は踊町の順番に入っていませんでした。
戦後の昭和28年に踊町に加わり、初めて「おらんだ船」と本踊を奉納します。
昭和36年から名前を「阿蘭陀船」に改めました。

演し物のあらすじ・構成

毎年夏、貿易品を積んだオランダ東インド会社の船が季節風に乗って出島へやって来ました。
長い航海を終えた船員と、待ちわびた長崎の人々。
その入港のにぎわいを再現したのが阿蘭陀船です。

キャピタン(商館長)や長崎奉行、町娘などに扮した子どもの舞踊隊が、オランダの人と長崎の人の交流を華やかに見せます。
根曳の掛け声、囃子、シャギリで場を盛り上げてから、船回しに入ります。
キャピタンや先曳、囃子方の衣装は、着心地も考えて生地から選んでいます。
2018年は、先曳の女の子の衣装をオランダの民族衣装を調べて作り、オランダからの観光客も驚くほどの出来になりました。

見どころ

名物は平成9年に始まった「オルゴール回し」です。
子どもたちのベルリラ(鉄琴)の音色に合わせ、船をゆっくりゆっくり回します。
軽やかな見た目と違い、ゆっくり回すほうが根曳には力が要るといいます。

そこから一転して早回しへ。
美しさと勢い、静と動の切り替えこそ出島町らしさです。
船の動きだけでなく、一人ひとりの所作でも静と動を表そうとしています。

前日の朝、諏訪神社で船回しの前に囃子を奉納する場面は、根曳にとって最も気合が入り、最も緊張する瞬間だと町は伝えています。
夜は、ライトに照らされた船体が闇に浮かぶ姿も見ものです。

傘鉾

2018年の町の公式アカウントは、傘鉾を回すことで神様の力がよみがえる、という言い伝えを紹介していました。
傘鉾の飾りや垂れの意匠は、今回の調べでは確かめられませんでした。

これまでの奉納

昭和57年の長崎大水害の年も、町のイメージを取り戻そうと、出島町は東古川町・大黒町・樺島町とともに奉納しました。

2018年は前日夕方に中央公園のくんちの夕べ、中日に湊公園でも船回しを披露しました。
長崎国際テレビ(NIB)は約7か月にわたって出島町に密着した番組を放送しています。
次の出番は2028年(令和10年)の予定です。

出島町の写真

出島町の奉納の様子

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  • 【長崎くんち2018】くんち踊町紹介 出島町

    NCC長崎文化放送(YouTube)

出島町の Instagram

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