本文へスキップ
ながさき大くんち展で展示された麹屋町の川船(写真:運営者)

七和会

麹屋町 傘鉾・川船(かわふね)

奉納
2014年・2024年
奉納予定
2031年
@koujiyamachi_kawabune(麹屋町 川船(公式)の Instagram・別ウィンドウで開く)

川船の紹介

夜の麹屋町の川船(写真:運営者)

眼鏡橋から中島川を少し上ったところにある町です。
水が豊かで、江戸時代の初めから麹造りが盛んでした。
中島川に面した町らしく、昭和39年から川船を奉納しています。
子どもの網打ち船頭が鯉を捕り、諏訪神社へ献上するため船を急がせる、という筋立てです。
長さ約6.5メートル、重さ約3トンの船を22人の根曳が激流を下るように回し、終盤の連続回転「梅の風車」で会場をわかせます。
屋形から水が吹き上がる仕掛けも麹屋町だけの演出です。

川船の初奉納
昭和39年
船の長さ
約6.5メートル
船の重さ
約3トン
根曳
22人(2024年)
囃子方
小学4〜6年生14人(2024年)
2024年の奉納順
前日五番町・後日はトリ

ここに注目

  • 網打ちで色とりどりの鯉がかかる瞬間
  • 終盤の連続回転の大技「梅の風車」
  • 屋形から水が吹き上がる麹屋町だけの仕掛け
  • 2024年は囃子方が初めて全員女の子
  • 合言葉は「四の五の言わずに押せ曳け廻せ!」

町の歴史と町名の由来

麹屋町は、風頭山から流れる水に恵まれ、井戸や池が多い町でした。
その水を生かして、江戸時代の初めから麹造りが盛んになり、町名の由来になりました。

町のシンボルは梅の花です。
麹を造るときにできる「麹花」が梅の花に似ていることから、梅が町の印になりました。
くんちでは以前は本踊を奉納していましたが、中島川に接する水の町であることにちなみ、昭和39年から川船に替えました。

演し物のあらすじ・構成

川船の筋立ては、子どもの網打ち船頭が川で魚を捕り、諏訪の神様に献上するため船を急がせる、というものです。
小学生の網打船頭が網を投げ、色とりどりの鯉がかかった瞬間に大歓声が上がります。
網打船頭より前に船に乗って登場する、幼い「飾船頭」の豪華な衣装も見どころです。

船の上には本漆塗りの緋鯉と真鯉が飾られています。
船回しの途中で屋形から水が吹き上がる仕掛けは、麹屋町だけの演出です。
水しぶきに朝日が差して虹がかかることもあります。

見どころ・大技・掛け声

麹屋町の船は川船の中でも最大級で、4つの車輪が固定されていて左右に曲がりません。
そのため回転には大きな力と技が要ります。
根曳は控えを置かず、決まった人数ちょうどで選ばれ、1年がかりで走り込みなどの訓練を積みます。

圧巻は、終盤に時計回りで連続して回る大技「梅の風車」です。
梅の花びらが5枚であることにちなんで生まれた技とされます。
網打ちの瞬間の「ヨイヤー」、アンコールの「モッテコーイ」が踊り場に響きます。
2024年の合言葉は「四の五の言わずに押せ曳け廻せ!」でした。

傘鉾

傘鉾の飾りは、紅白の梅の古木に3枚の麹蓋を組み合わせたものです。
梅の花は蝋細工で作られています。
町の生業である麹造りと、町の花である梅をそのまま意匠にしています。
後日の垂れは画家・小波魚青の花鳥画で、魚青の最高傑作と称えられました。
江戸時代の傘鉾は、骨董商「池正」の池島家が一手に引き受けていたといわれます。

これまでの奉納(2024年の話題)

2024年は、新型コロナによる中止をはさんで10年ぶりの奉納でした。
町は本番の年の2月に決起会を開き、諏訪神社の73段の長坂を駆け上がる練習で体を作りました。

囃子方は小学4〜6年生の14人で、初めて全員が女の子になりました。
根曳衆は鯉を染め抜いた水色の衣装で臨みました。
後日はトリとして諏訪神社に登場し、22人の根曳が「梅の風車」で力を出し切りました。

麹屋町の写真

麹屋町の奉納の様子

YouTube の動画を、YouTube の埋め込みの機能で表示しています。

  • 【長崎くんち前日奉納踊り】五番町・麹屋町「川船」

    NCC長崎文化放送(YouTube)

  • 日本一稽古する祭り!長崎くんち【麹屋町】5回転《梅の風車》に挑む川船

    NBC長崎放送(YouTube)

  • 「もってこーい」の裏側・諏訪神社最後の船廻し

    長崎くんち 麹屋町公式(YouTube)

麹屋町の Instagram

Instagram の投稿を、Instagram の埋め込みの機能で表示しています(引用元は各投稿に表示)。