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写真:©Yokoo(許可を得て使用)

七和会

興善町 傘鉾・本踊〔石橋〕(ほんおどり しゃっきょう)

奉納
2014年・2024年
奉納予定
2031年
@kouzenmachi.official(興善町(公式)の Instagram・別ウィンドウで開く)

本踊の紹介

能の「石橋(しゃっきょう)」をもとにした、格式の高い本踊を奉納する町です。
文殊菩薩の浄土へかかる石橋のたもとで、獅子と胡蝶が牡丹に戯れる様子を描きます。
紅白2体の獅子が長い毛を豪快に振り回す「毛振り」が最大の見せ場で、優美な「蝶の精」、子どもたちのかわいらしい「楽の精」と対比させて見せます。
2024年は清祓の順で最初の踊町(一番町)を務め、朝7時の諏訪神社で3日間の奉納の幕を開けました。
指導は日本舞踊の藤間峰織貴師匠です。

演し物
本踊〔石橋(しゃっきょう)〕
2024年の奉納順
一番町(前日 午前7時・諏訪神社)
蝶の精
大人の踊り手4人(2024年)
楽の精
4〜10歳の子ども9人(2024年)
稽古毛の重さ
約3キロ
指導
藤間峰織貴師匠(織貴舞会)

ここに注目

  • 紅白2体の獅子の豪快な「毛振り」
  • 勇壮な獅子・優美な蝶の精・可憐な楽の精の取り合わせ
  • 2024年は一番町として朝7時の諏訪神社で幕開け
  • 前回2014年に続く本踊「石橋」

町の歴史

興善町は長崎市の中心部にある町です。
この一帯は、16世紀の終わりから港の周りに次々と町が造られた「内町(うちまち)」にあたります。

町内の遺跡からは、町の世話役である乙名(おとな)を代々務めた商家の屋敷跡が見つかりました。
志野や織部などの一級の茶道具や、輸出用の有田焼がまとまって出土しており、貿易で栄えた豪商の暮らしぶりがうかがえます。

演し物のあらすじ・構成

本踊「石橋」は、能の「石橋」をもとにした踊りです。
舞台は、文殊菩薩の浄土へ渡る石橋のほとり。
咲き誇る牡丹のあいだで、獅子と蝶が戯れます。

踊りは3つの役で組み立てます。
勇ましい紅白の獅子、大人の踊り手4人がつとめる「蝶の精」、そして町にゆかりのある幼い子どもたちが扮する「楽の精」です。
勇壮・優美・可憐という三様の美しさの取り合わせが見どころです。
指導は日本舞踊の藤間峰織貴師匠と、その社中の織貴舞会がつとめました。
前回の2014年も同じ「石橋」を奉納しています。

見どころ・大技・掛け声

いちばんの見せ場は、獅子が首を大きく回して長い毛を振る「毛振り」です。
本番で紅白の毛をつける獅子は、稽古では黒い「稽古毛」を使います。
稽古毛だけでも約3キロあり、全身を使って振り回します。

獅子の荒々しさのあとに、蝶の精と楽の精がやわらかく舞う流れも見逃せません。
観客は「ショモーヤレ(もう一度)」の声でアンコールを求めます。
2024年の人数揃いでは、会場の小学校の子どもたちの大きな「ショモーヤレ」が響き、所望踊りが披露されました。

傘鉾

傘鉾は行列の先頭に立つ町のしるしです。
2024年の庭見世では、烏帽子と鈴を中心に、まわりを紅葉で飾った傘鉾が披露されたと紹介されています。
能に由来する格調高い演し物と合わせた、品のある意匠です。

これまでの奉納(2024年の話題)

2024年は、新型コロナによる3年の中止をはさみ、10年ぶりの奉納になりました。
興善町は一番町として、初日の朝7時に諏訪神社の踊り馬場へ最初に登場しました。
時折小雨の降るなか、格調高い「石橋」でくんち全体の幕開けを飾っています。

白獅子役の踊り手は前回に続く2度目の出演で、赤獅子役と息の合った連獅子を見せました。
くんちのあとも、町の公式 Instagram で奉納の写真が紹介されています。

興善町の奉納の様子

YouTube の動画を、YouTube の埋め込みの機能で表示しています。

  • 【長崎くんち奉納踊り】一番町・興善町「本踊・石橋」

    NCC長崎文化放送(YouTube)

  • 【KTN】興善町の本踊【長崎くんち2024 つなぐ伝統】

    KTNテレビ長崎(YouTube)

  • 日本一稽古する祭り!長崎くんち【興善町】二頭の獅子が舞い踊る「本踊(石橋)」

    NBC長崎放送(YouTube)

興善町の Instagram

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